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AT限定小型二輪免許のススメ



AT二輪車とは クラッチ操作を必要としないスクーターを中心とした二輪車です。
「オートマチック・トランスミッション、その他のクラッチ操作を要しない機構がとられており、クラッチ操作装置を有しない大型自動二輪車または普通自動二輪車」(道路交通法)をさします。
AT限定二輪免許とは  AT二輪車のために設定された免許で、運転できるバイクはAT二輪車のみとなります。
MT(マニュアル)車と違いクラッチ操作が不要なため、技能教習時間も少なく設定されています。

教習所の教習内容

 所持免許  技能教習 学科教習   平均教習料金
 なし・原付
9時限  26時限 95,550円
大型・中型・普通 8時限 1時限 70,665円
  ※技能教習は最短時限数です。

平成18年7月より、1日に受けられる教習時限数の上限が4時限になりました。
そのことにより、普通免許をお持ちの方は、最短2日で教習を終えることができるようになりました。
詳しくはこちら



[入学資格]

16歳以上
視力検査(両目で0.7以上 他 ※メガネ、コンタクト使用可)
色彩識別検査、運動能力検査、聴力検査

@ 適性試験

性格など、運転適正の検査です。

A 学科試験

交通法規や安全運転のマナーなど、運転に必要な知識を2段階制で学びます。また、全ての学科教習修了後、理解度を測る試験(効果測定)があります。

※普通自動車免許を所有している人は、二輪特有の交通法規や安全運転マナーを1時間だけ受講します。

B 技能教習

教習所のコースを使って、実際にバイクを運転しながら、知識と技術を学びます。
2段階制で、各段階ごとに運転技能を測る試験(みきわめ)があります。

1段階:「走る」「曲がる」「止まる」といった基本操作の練習
2段階:交通ルールに従った基本走行と、運転に伴う危険を予測した運転の練習

(卒業検定でポイントとなる課題例)

通称「一本橋」と呼ばれる、幅30cm長さ15mの細い板の上をバランス良くゆっくり走行する課題[目標通過タイム:5秒以上]

時速30km以上で走行し、ブレーキをロックさせることなく短距離で停止する課題[目標停止距離:路面乾燥時 8m以内]

C 卒業検定
(技能試験)

試験官立会いによる、運転技能試験です。
教習所内に設定された検定コースを運転し、試験官による採点を受けます。

70点以上で合格! ※持ち点100点からの減点方式

原付免許や普通四輪免許を持っている場合は、教習内容や教習時間数が変化します。詳しい教習内容や、受講費用などは、お近くの教習所にご確認ください。

免許の申請手続きに必要な物/費用

  • 卒業証明書(指定教習所で卒業試験合格した人のみ)
  • 住民票の写し(発行後6ヶ月以内。本籍地の記載があるもの)
  • 顔写真(撮影後、6ヶ月以内。タテ30mm×横24mm)
  • 筆記用具(HB以上の鉛筆、消しゴム 等)
  • 印鑑(認め印で可)
  • メガネ、コンタクトレンズ(視力矯正が必要な人の場合)
  • 運転免許申請書(試験場にあります)
  • 受験票(試験場にあります)
費用 受験料 3,300円
交付手数料 1,800円
 合計  5,100円

※試験場で直接受験の場合は、取得時講習料(12,300円)と応急救護講習料(3,600円)が、 別途、必要です。

※記載費用は、法令で定める標準額です。詳しくは、各都道府県公安委員会または運転免許センター(試験場)にご確認ください。

免許取得までの流れ

@ 適性試験

試験場で、必ず行われる簡単な身体検査です。
公道を走行するために必要な内容を検査するもので、この検査で「不適正」とみなされた場合、免許交付の資格が与えられません。

  • 視力検査(両目で0.7以上 ※メガネ、コンタクト使用可。)
  • 色彩識別検査(赤・青・黄の3色が識別できること)
  • 運動能力検査(二輪車運転に支障を及ぼす身体障害がないこと)
  • 聴力検査(90デシベルの音が10メートル以上の距離で聞き取れること ※補聴器使用可)

A 学科試験

正しい交通ルールやマナーについての試験です。(試験時間 60分)

※普通免許(四輪)所持者は免除

文章問題 90問 交通ルールを中心とした問題
イラスト問題 5問 イラストによる危険予知の問題
95問中、90%以上正解で合格!
  • 市販の問題集などで、前もって勉強しておきましょう。
  • 近くのバイクショップで、お薦めの問題集を聞いてみるのもいいでしょう。

B 技能試験

検定コースを運転し、運転技術を習得しているかを確認する試験です。

C 取得時講習

運転に係る危険の予知や、正しく安全に乗るための乗り方や知識を学びます。(実技3時間)

D 応急救護講習

交通事故現場での負傷者を救護するために必要な応急処置を学びます。(座学3時間)

※指定教習所で卒業検定を合格した人は免除

小型AT限定二輪のメリット



  • 最高速度が30km/hではなく、車と同じです。

50cc未満の原動機付自転車の最高速度は30km/hですが、原付二種の最高速度は車と同じです。

最高速度30km/hの原付で、最高速度60km/hの道路を60km/h出して検挙されたとすると、違反点数6点、 罰金(最大10万円)が発生します。しかし原付二種だと、最高速度が車と同じなので、検挙されません。

  • 二人乗りができます。

排気量50cc未満の原付だと、2人乗りはできません。原付二人乗りで検挙されると、違反点数1点と5,000円の反則金が発生します。

  • 2段階右折はしなくてもいい。
50cc未満の原付は、片側3車線以上の右折の場合、2段階右折をしなければなりません。しかし、原付2種なら、小回り右折(車と同じ)ができます
違反すると、「交差点右左折方法違反」と「信号無視」の2つの違反を起こしたことになり、信号無視の「違反点数2点、反則金6,000円」という罰則が科されます。。


50ccのいわゆる原チャリにはデメリットがいっぱいあります。時速30qで車と一緒に走ることもかなり危険です。と言って、車と同じ速度で走っていいれば、すぐに検挙されます。
さぁ!思い切って小型AT限定二輪免許に挑戦しましょう!


動画はこちら

 

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