本文へスキップ

運転免許.infoは、運転免許取得に関するお役立ちサイトです。


第1段階 項目6 交差点などの通行・踏切
車が通行するところ・してはいけないところ


1交差点などの通行方法

※交差点とは、十字路、丁字路、その他二つ以上の道路が交わる部分をいいます。

■車は、左折をしようとするときは、あらかじめできるだけ道路の左端に寄り、交差点の側端に沿って徐行しながら通行します。
■自動車は、右折しようとするときは、あらかじめできるだけ道路の中央に寄り、交差点の中心のすぐ内側を徐行しながら通行します。
☆自動車は、一方通行の道路から右折するときは、あらかじめできるだけ道路の右端に寄り、交差点の中心の内側を徐行しながら通行します。
※一段階右折は、自動車と原動機付自転車(例外として二段階右折の交差点もあります)
原動機付自転車の右折方法(小回り)
◆原動機付自転車の小回り右折の方法(自動車と同じ方法)により右折する交差点は
・交通整理が行われていない交差点
・交通整理が行われており、車両通行帯が2以下の道路の交差点
・交通整理が行われており、車両通行帯が3以上ある道路の交差点で「右折の方法」の標識がある時
原動機付自転車の右折の方法(二段階)
◆ 原動機付自転車二段階右折の方法により右折する交差点
・交通整理が行われており、「右折の方法」の標識があるとき
・交通整理が行われており、車両通行帯が3以上ある道路の交差点(交差点の近く に車両通行帯が3以上ある交差点も同じです。)

※二段階右折の方法
①あらかじめできるだけ道路の左端によって、右折の合図をする。
②青信号で徐行しながら交差点の向こう側までまっすぐ進む
③その地点で止まって右に向きを変え、合図をやめる。
④前方の信号が青になったら進む。
■右折車、直進車、左折車に対する進行妨害の禁止
・自分の車が先に交差点に入っていても、その進行を妨げてはいけません。
■進行方向別による通行区分
・自動車や原動機付自転車は、車両通行帯のある道路で、標識や標示によって交差点で進行する方向ごとに通行区分が指定されているときは、指定された区分に従って通行します。
※ただし、次の場合は必ずしも従う必要はありません。
・緊急自動車が近づいてきたとき。
・道路工事などでやむを得ない場合。
■指定方向外進行禁止の標識のあるとき車は、進行方向が指定してある交差点では、その指定された方向にしか進行できません。
■道路に面した場所への右折、左折の方法(ガソリンスタンド、コンビニ等)
「左折」⇒車は、道路外に出るため左折するときは、あらかじめできるだけ道路の左端に寄って徐行する。
「右折」⇒車は、道路外に出るため右折するときは、あらかじめできるだけ道路の中央に寄って徐行する
※道路外に出ようとして歩道や路側帯を横切るときは、歩行者がいてもいなくても必ずその直前で一時停止をしなければなりません。
※右、左折などの合図をした車の進路を妨げてはいけません。(変更妨害の禁止)

2交差点を通行するときの注意
■交差点の状況に応じてできる限り安全な速度と方法で進行しなければなりません。
■右左折するときには、内輪差が生じます。
(内輪差とは、後輪が前輪より内側を通ることをいいます。)

3交通整理の行われていない交差点の通行方法
■交差する道路が優先道路などのとき (優先道路の優先)
・交通整理が行われていない交差点では、交差する道路が優先道路であるときや、道幅があきらかに広いときは、徐行しなければなりません。(優先道路とは、標識や交差点の中まで中央線や車両通行帯がある道路をいいます。)
■交差する道路を左方から進行してくる車があるとき (左方優先)
・通整理が行われていない道幅が同じような道路の交差点では、左方から進行してくる車の進行を妨げてはいけません。
■交差する道路を路面電車が進行しているとき
・交通整理が行われていない道幅が同じような道路の交差点では、右方、左方に関係なく、路面電車の進行を妨げてはいけません
■指定場所における一時停止など
・車は、「一時停止」の標識があるところでは、停止線の直前(停止線のないところでは、交差点の直前)で一時停止をしなければなりません。

Ⅱ.踏切
1.踏切の通過方法など
■一時停止と目および耳による安全確認
・踏切の直前(停止線があればその直前)で一時停止をし、窓を開けて目と耳で安全の確認をします。
・信号機があればその信号に従って通過します。
・警報機が鳴り出したり、遮断機が降り始めたら進入してはいけません。
■通過の方法は、踏切内はエンスト防止のため変速操作をしないで、低速ギアのままやや中央寄りを一気に通過します。

2.踏切上での故障時などの措置
■列車の運転士などへの通報
①警報機のある踏切では、押しボタン式の踏切支障報知装置(非常ボタン)を押します。
②踏切支障報知装置のないところでは、発煙筒などを使いできるだけ早く列車に知らせます。
③発煙筒等がないときは、煙の出やすいものを付近で燃やし合図をします。
※知らせる→ → →移動する→ → →近くの駅に連絡する。
■踏切外への移動は、列車の運転者などに知らせた後、近くの人に押してもらったり、他の車に引っ張ってもらったりして移動します。
※非常手段として、ギアをローかセカンドに入れて、セルモーターを回し続け脱出する方法もあります。(オートマチック車とクラッチスタート車はこの方法は使えません。)