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危険予測が安全の決め手


刻々と変化する交通場面で、目の前にある危険だけに気を取られていると、「まさか・・・運転」や、危険予測の甘い「だろう運転」になります。そのため、注意の向け方と危険判断をより適切にしなくてはなりません。
危険には、目に見える危険(顕在危険)と見えない危険(潜在危険)があります。しかし、危険場面を見ても『危険』と感じなければ運転行動に変化はなく、また、危険場面が見えないからといって危険が存在しないことでもありません。そのため運転中には、常に意識を集中し、次に起こりうる可能性(危険)を予測して注意の目を向け、危険判断をして「・・・かもしれない運転」につながらなくてはなりません。

見える危険 見えない危険


交差点での危険予測
交差点は、歩行者や車、自転車などが複雑に交錯する最も危険な場所で、ドライバー、歩行者双方の発見遅れやちょっとした判断ミスによって危険な状態となり、交通事故全体の約60%が交差点とその付近で発生しています。

❶出会い頭の危険
出会い頭での危険は見通しの悪い場合が多く、ドライバーの急ぎの心理やぼんやり、また「出てこないだろう」との安易な気持ちになっていないか、自分自身の心の状態に気付くことが大切です。
❷左折時の危険
左折時は二輪車や自転車の巻き込み、前車への追突、また、横断歩行者との接触などの危険予測が大切です。
❸右折時の危険
直進車の無理な進入や自車の無理な右折、また、対向四輪車の陰からの直進二輪車の存在などの危険予測が大切です。
 
❶出会い頭の危険
★自分の心に急ぎの気持ちがないかチェックし、平常心を保つ
★交差点の手前で必ず一時停止し意識して確認をする
★停止後、徐々に自車の姿を交差点の左右から接近する車に見せながら、確認できる位置まで進入して確認する
★他車(人)を発見した場合は、歩行者やドライバーの次の行動を予測して構える

❷左折時の危険
★早めに合図を出し、道路側端に寄ってサイドミラーと目視で左後方の二輪車、側方の歩行者などを確認する
★急いで横断しようとする歩行者、自転車がいないか左右の歩道や、その周辺を確認する(特に信号の変わり目が注意)
★歩行者横断などで一時停止する前車に追突しないよう、十分な減速をして注意の目を向ける

❸右折時の危険
★先急ぎをした無理な右折を避け、対向車を先に行かす
★対向車に譲られた場合、車の陰から来る直進二輪車を確認できる位置まで移動して停止し、確認する
★特に対向車が二輪車の時は、余裕で右折できると判断した場合のみ右折する(二輪車は遠くに見えたる速度が遅く感じる)
★右折直後の横断歩道上の歩行者や自転車に注意する


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