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お年寄りを見たら・・・


今後ますます高齢者人口は増加し、平成２６年には６５歳以上の高齢者人口の割合は２５％を占めるとい予想されています。高齢者の特性をドライバーは理解して事故防止に努めなくてはなりません。
お年寄りは考え事をしたり、ぼんやりして行動している場合があり、周囲の状況に気づきにくく思いがけない行動になることがあります。また、動くことがおっくうになったり、省略した行動をとったり動きが遅くなるのでお年寄りの行動特性を理解して思いやりの運転をすることが必要です。
一般的な傾向として・・・
★視力・聴力が低下し、注意が散漫
★思い込みが強い
★身体はの軽い接触でも転倒しやすく、骨折事故になりやすい
★瞬間的な判断力、行動力が低下し、タイミングが遅れる
★バランス感覚が低下し、ふらつきやすい

お年寄りの歩行者に目立つ行動

・行動が遅い
・赤信号での横断
・車の直前直後の横断
・横断歩道以外での横断
・車や周囲への注意不十分な行動
お年寄りの歩行者を見たら
★お年寄りを見たらまずブレーキ、行動に細心の注意を払い走行する。
★ふらつきなどを予測して減速し、お年寄りと車の側方距離を十分にとって走行する。
★道路脇のお年寄りを見たら、横断することを予測して減速し、構える。
★道路を横断中のお年寄りを見たら、歩行速度が遅いことを考慮して細心の注意を払う。
★お年寄りの行動を邪魔しないよう思いやりの運転で万一に備える。

お年寄りの自転車に目立つ行動

・ふらつき運転
・安全確認をしないで横断・転回など
・横断歩道以外での横断
・予想外の運転行動
・赤信号での横断
・車の直前直後の横断
お年寄りの自転車を見たら
★お年寄りの自転車を見たらまずブレーキ、行動に細心の注意を払い走行する。
★ふらつきなどを予測して減速し、自転車と車の側方距離を十分にとって走行する。
★狭いところでは自転車を先に行かせ、無理な追い越しはしない。
★急な右左折や転回などを予測して減速し、注意を払う。

お年寄りの車に目立つ行動

・走行速度が遅い
・信号の見落としや一時不停止になりやすい
・進路変更・右左折の方法がいい加減
・安全確認が不十分で、周囲の状況判断が甘くなる
・合図が遅い、または合図を出さない
・発進のタイミングが遅れる
お年寄りの運転する車を見たら
★お年寄りの車との車間距離を十分とり、車の動きに注意する。
★思いがけない行動に対処できるよう構えた運転をする。
★発進などのタイミングの遅れを予測して余裕ある運転をする。
★信号の見落としや一時不停止などを予測した運転をする。
★お年寄りの車を優先し、無理な追い越しなどを避け、思いやりの運転で万一に備える。

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