ー車内喫煙ではCO量が大幅に増加ー | |
タバコに火をつけるとき前方から一瞬目を離すことになり、タバコを探す時にも気を取られ、事故につながることも・・・ またCOも身体組織への酸素供給を妨げて有害なのです。 |
|
満員電車や人ゴミの中で、気持ちが悪くなることがあります。空気中には人の呼吸によって吐き出されるCO2(二酸化炭素)があります。CO2はもともと空気中にあるもので、有害ガスではありませんが、これが増加するとその分酸素不足になり、その結果は人間に害をもたらします。 普段車を走らせていると絶えず空気が入れ替わっているように思います。窓を開けっぱなしで走ればそうですが、最近はエアコンが普及していますので、比較的窓を閉め切って走っています。そうすると中型車クラスで3人乗って2時間も走るとCO2は1000ppm、市街地では2000ppmにもなり、酸欠状態になるわけです。次にCO(一酸化炭素)の量ですが、このCOは血液中のヘモグロビンと結合して、体の各組織への酸素の供給を妨げる有害なものです。環境基準値は10ppm以下となっています。 もう1つNOx(窒素酸化物)があります。市街地、特に車が渋滞した道路で、窓を閉め切って走ると、外気導入で入る空気のため、COとNOxが増加します。 車に乗っている3人のうち2人が同時にタバコを吸うと、COの量が30ppm上がったという実験があります。ヨーロッパでは昔、お酒を多少飲んで車を運転してもよかったのですが、運転中はタバコを吸うこてゃ禁じられていました。これは昔の車はガソリン漏れを起こす可能性が高かったことと、ライターがない時代でしたので、マッチで点火していたためでしょう。 |
●原付の二段階右折
●駐車と停車の違いと反則金
●普通免許で運転できる範囲
●運転できる車一覧表
●車内でタバコを吸うと?
●ムーブメント信号制御とは?
●道路交通法用語集
●運転装置の表示の意味
●高速道路では人身事故多発
●自転車の違反と罰則
●各種講習制度
●あなたの姿勢は間違っている
●急ブレーキの踏み方
●お年寄りの行動パターン
●道路標識
●ハイドロプレーニング現象